カメラを持って大井川に出かけよう!いよいよ最終章です。(第5章はこちら

小堀遠州ゆかりの日本庭園より大井川を臨む

 

茶の都ミュージアムの敷地内には、美しい日本庭園があります。

この庭園は、江戸初期の茶人・造園家として知られる小堀遠州が寛永11年(1634)に手掛けた後水之尾院の仙洞御所の東庭を復元しています。池の周りを歩き、舟を浮かべて舟遊びなどをした池泉回遊式・舟遊式の庭園で、自然と人工、直線と曲線といった、対立的な要素が対比されている点が特徴です。また、築地塀を隔て、『伊勢物語』にちなむ八橋が架けられ、平安時代の王朝文化に憧れを抱いていた遠州の特色が表れている、とのことです。「ふじのくに茶の都ミュージアム公式Webサイト」より

 

ミュージアム内をぐるっと一周した後は、館外に出て立派な日本庭園を散策。日も暮れかけてきました。日本庭園のすぐ側にも、茶畑を発見。

 

見晴らしの良い場所に位置する日本庭園から、蓬莱峡や大井川を見渡すことも可能です。

旅も終わりに近づいて来ました。

 

カメラを持って大井川に出かけよう!

 

あまりに密度の濃い1泊2日はあっという間に過ぎ去り、名残惜しさを感じつつも、日が傾く頃には金谷駅を出発。帰途につきます。

はじめてのSL乗車、アプト式乗車からはじまり、見たことのない絶景の数々に驚き、美味しい料理に舌鼓を打ち、人のあたたかさに癒される旅。カメラが切り取った景色、表情はどれも新鮮なものばかり。大井川旅行は、たくさんの「はじめて」の体験が詰まった素敵な旅となりました。

大井川を訪れる際には、ぜひ愛用のカメラを持って!老若男女、一人でも多くの方に大井川で素敵な体験をしていただけますように。