『大井川で逢いましょう。』のサンゴです!

奥大井の2大絶景&2大温泉、寸又峡の『夢の吊橋』&寸又峡温泉と、接岨峡『奥大井湖上駅』&接岨峡温泉を1泊2日でめぐる、名付けて「秘境でひっそり美女づくり♪絶景と温泉の1泊2日」。ここからは2日目のご紹介です。(1日目はこちら

2日目のタイムスケジュールを書いておきますね。

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10:05 『寸又峡温泉入口』発

↓ 千頭駅行き路線バス

10:35 南アルプスあぷとライン『奥泉駅』着

10:49 『奥泉駅』発

↓ 南アルプスあぷとライン(井川行き)

11:23 南アルプスあぷとライン『奥大井湖上駅』着

↓ 徒歩で『奥大井湖上駅』のビュースポット

12:43 バス停『湖上入口』発

↓ 閑蔵駅行き路線バス

12:46 バス停『接岨峡温泉』(資料館やまびこの前)着

↓ 徒歩で『接岨峡温泉会館』

14:14 バス停『接岨峡温泉』発

↓ 千頭駅行き路線バス

14:40 『千頭駅』着

14:53 『千頭駅』発

↓ 大井川本線新金谷行き★SL列車

16:09 『新金谷駅』着

16:19 『新金谷駅』発

↓ 大井川本線

16:24 『金谷駅』着

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(詳しくは『大井川鐵道』さんの時刻表で確認してください。)

 

ご覧のとおり2日目は1日目に比べてちょっと移動が多いです。というのも、大井川鐵道のアプト列車、路線バス、電車、そしてSL、4つもの乗り物を駆使して、奥大井の絶景と温泉をめぐるのがかなり楽しい(と思う!!)ので、ぜひみなさんにオススメしたいからです。

あ!書き忘れてました!

大井川鐵道の乗り物に乗りまくれるとってもオトクな切符があるんです!

それがコチラ、大井川鐵道の『大井川周遊きっぷ』アプト列車も路線バスも電車も乗り放題!SLだけは座席の予約と特急料金が必要ですが、それにしてもものすごくオトク。絶対チェックしてください。

 

バスとアプト列車に揺られ、寸又峡から接岨峡へ

さあ、寸又峡温泉から千頭駅行きのバスに乗って、『南アルプスあぷとライン』の『奥泉駅』へ。この駅は路線バスと『南アルプスあぷとライン』の乗り換え駅になってます。ここから日本唯一の、アプト式機構を備える“アプト式列車”の旅が始まります。

こういうあったかいところが、大井川鐵道の魅力なんですよね〜。行ってきま〜す。

 

トンネルを抜けると…列車は湖の上だった!

『奥泉駅』を出てしばらくの間、列車は大井川に沿って木立の中を進みます。天気がよければぜひ窓を開けて、森の空気を吸い込みましょう。マイナスイオン♪

(『奥泉駅』から目的地『奥大井湖上駅』までの区間には『南アルプスあぷとライン』の見どころが詰まっていて、車窓の景色もひとつひとつご紹介したいといころですが…キリがないので別の機会に…!)

のんびりコトコト、アプト列車に揺られること1時間あまり。『長島ダム』を通り過ぎて、

トンネルを抜けると!

窓の外は湖!列車は長島ダムのダム湖『接岨湖』を渡る“レインボーブリッジ”の上に出ます。しばらく湖の上を走りますよ!

この先にあるのが、お目当ての絶景『奥大井湖上駅』。駅に着いたら列車を降ります。というか上陸します。

ホームにはこんなステキなオブジェも。

これまた絶景を求めて奥大井にカップルが増えている原因かしら。『奥大井湖上駅』の恋の南京錠は着実に増えています。

ちなみに駅のそばにはログハウス風の休憩所があって、誰でも立ち寄ることができます。風が気持ちいいですよ。

で、ひと息ついたらこのあとがちょっと大変。お目当ての絶景は、駅のホームから線路脇の歩道を歩き急階段と山道を登った先にあるのです。

『奥大井湖上駅』を見下ろすビュースポット目指してひと踏ん張り。前日の寸又峡の『夢の吊橋』散策路に続き、こちらもいい運動になります…!

がんばって!美しい眺めはそう簡単には見られないのですよ!こんな苦労あってこその「美女づくり」の旅です。楽して美は手に入らないのです。苦労してこそ感動もひとしおですから!

 

感動の『奥大井湖上駅』の絶景とご対面

そんな山道を登ること約20分で…

着きました〜!

…しばし風にふかれて佇みましょう。疲れも吹き飛びます!

このあと傍のバス停からバスに乗りますが、待ち時間にはアプト列車の時刻表をチェックすることを忘れずに。レインボーブリッジを渡る列車を写真に収めましょうネ。

 

接岨峡温泉は“若返りの湯”

さて、ビュースポットのすぐそばを通る県道に出ると、接岨峡温泉に行く路線バスに乗ることができます。バス停の名前は『湖上入口』。バスに乗ってすぐ、実は『奥大井湖上駅』の隣駅でもある『接岨峡温泉』に到着です。

これは冬に接岨峡温泉のすぐ近くで撮った写真なんですが、接岨峡、いいところなんですよ〜。寸又峡に負けず劣らず、心が洗われます…。こんな風景の中をバス停から10分弱ぶらぶら歩いて…

やって来たのは町営の日帰り温泉接岨峡温泉会館 せっその湯。さあ!汗を流しましょう!

ところで、前日に入った寸又峡の寸又峡温泉は“美女づくり”の湯でしたよね。ではこの接岨峡温泉は、何の湯でしょうか?

はーい、正解は“若返りの湯”!

入るとお肌にプチプチ気泡が付きます。そう、重炭酸ナトリウム泉なのです。疲れた体を芯から温めてくれるのに、お湯から上がればサッパリ爽快!

実は私、個人的には…寸又峡温泉よりも好きです。みなさんはどちらが好みでしょうか?ぜひ入り比べてみてくださいね。

こちらの『せっその湯』では、併設の食堂でランチを食べることもできます。接岨峡に来たらランチはここが便利ですよ。

お蕎麦に季節の山菜天ぷらが付いた、その名も“昼食ランチ”がオススメ。
ちなみに2階には休憩室があって、有料ですが激安の料金でさらにまったりすることもできます。

こんな感じで接岨峡温泉を堪能したら、バスに乗って、千頭駅に戻りましょう。

 

SLに乗ればカンペキ。奥大井を満喫できましたか?

いよいよ「秘境でひっそり美女づくりの1泊2日」旅も終わりに近づいて参りました。バスで千頭駅まで行き、千頭駅からは大井川鐵道大井川本線で、JR東海道線に接続する『金谷駅』に向かいます。

ここで最後の「美女づくり」ポイント。電車もいいのですが、ここはSLに乗ってみましょう!運行日をチェックして、座席を事前に予約しておいてくださいね。)

大井川に観光に来たら一度は乗って欲しいSL。レトロな客車に揺られ、午後の日差しに包まれて…2日間の奥大井の思い出を振り返りましょう。コトコト流れていく時間に、心もほぐれていきますヨ。

 

そんなこんなで、奥大井観光の決定版「秘境でひっそり美女づくりの1泊2日」の全行程をご紹介しました。いかがでしょうか?身も心も美しくなれそうでしょうか?

奥大井に来たらぜひ絶景と温泉をハシゴして、自然の癒しをゆっくり味わってくださいね!きっと心も体も軽くなりますよ♪

〈完〉