こんにちは!突然ですが、みなさん、川根本町に1,000円で本格温泉を3カ所も巡れる遊楽戯手形(ゆらぎてがた)という入浴パスポートがあることを知っていますか?

今回はこの魅力的な遊楽戯手形を使って、夫と子どもたちにお留守番を頼み(たまにはね♡)ママ友と2人で川根本町の秘湯巡りに行ってきました。川根本町の北部は奥大井地域といって、美女になれる! ?名湯があるんです。これは楽しみ!です。

 

美女になれる名湯がたくさん!奥大井はここ(寸又峡、接阻峡)

奥大井はここ。ちょうど名古屋と東京の中間ぐらいで静岡県の北部になります。

東京からだと車で約3時間半。名古屋からだと約3時間。実は奥大井は国内唯一のアプト式列車が走るエリアでもあります。私たちは今回、車でドライブを楽しみました。大井川鉄道での列車旅もおすすめ。

奥大井にある目当ての温泉は、寸又峡温泉、接岨峡温泉といって、南アルプスの麓から湧き出る良質なお湯。特に寸又峡温泉は硫化水素系・単純硫黄泉の泉質で、湯上り後にお肌がつるつるすべすべになる!ということから『美女づくりの湯』とも言われているんです。どんなお湯なのか、湯楽戯手形でお得に巡っちゃいましょう!

【詳しい地図はGoogle mapで!】
・寸又峡温泉→http://u0u0.net/NBeD
・接岨峡温泉→http://u0u0.net/NBf2

 

絶対お得な湯楽戯手形。1,000円で3ヵ所入れます!

こちらが湯楽戯手形。寸又峡温泉街にある酒屋の安竹商店さん、土産物店のしらかば屋さん、旅館の翠紅苑さんで購入できます。11,000円で3ヵ所の温泉に入浴できます。湯楽戯手形を使って入れる温泉は寸又峡に4ヵ所、接岨峡に2ヵ所の全部で6ヵ所。今回は6つの温泉を全て巡るので、2枚買いました。ちなみに手形の有効期限は1です。

湯楽戯手形の使い方は簡単。温泉に入ったら、手形の裏側に貼ってあるシールをはがして、その温泉で用意されているスタンプを押します。どこでどんなスタンプが押せるかはお楽しみ

 

寸又峡温泉までは千頭駅から車で40分。温泉三昧スタート!

まずは駅の向かいの観光案内所へ。この看板が目印です。

「これから温泉に行くんですけど、湯楽戯手形ってここで買えます?」親切そうなスタッフの方に尋ねると「寸又峡にある商店または旅館で買ってくださいね~」とのこと。

湯楽戯手形は手に入らなかったけど、温泉MAPやおいしい食べ物屋さんが紹介されているチラシなどがたくさん手に入りました。

千頭駅から寸又峡温泉まではさらに車で40分ほど。わずかに染まり始めた紅葉を横目に楽しみつつ、車内では子どもの話や仕事の話で盛り上がります。

子どもが一緒だと話せないこともじっくり話せちゃう。これはママ友2人旅ならではの魅力です。

千頭駅を出発して約3040分で寸又峡に到着。空気が澄んでる~。

寸又峡温泉街は歩いても30分で一周できるくらいの広さなので、車は寸又峡温泉街入口の駐車場に停めて、ここから先は歩きながら巡ります。

駐車場から少し歩くと温泉街唯一の酒屋、安竹商店さん発見。広い店内にはお土産品がずらり。さっそく湯楽戯手形を見つけて購入。

ほのかにヒノキ?の良い香りがする可愛い湯楽戯手形と手作り感あふれるMAPも一緒にいただき、目的の温泉施設をチェック。1日目の今日は寸又峡温泉4ヵ所を巡ります!

 

 温泉巡り1:森林浴が気持ちいい~『飛龍の宿』

まずは安竹商店さん向かいにある旅館 飛龍の宿さんから。こちらの旅館は日帰り入浴の利用ができます。受付は11:00~18:00 通常入湯料は500円。浴室用タオルは100円で販売されています。

 

ただいま10:40。いつもなら朝からバタバタと子どもたちを送り出した疲れを感じはじめる時間。そんな時間に浸かる露天風呂はまさに極楽!しかも1入浴目にはちょうどいい湯温。

お宿のおススメは紅葉と新緑の時期の露天風呂。内湯も良かったです。

 

温泉巡り2:じわじわ汗でデトックス効果大!『翠紅苑』

お次は一番奥にある町営露天風呂に向かったのですが、すでにたくさんのお客さんで賑わっていたので、少し道を戻って旅館 翠紅苑さんへ。

旅館 翠紅苑さんでも日帰り入浴ができます。通常入湯料600(浴室用タオル付)。利用時間は11:3020:00。週末の夕方は混雑することもあるそうなので、週末に日帰り入浴したい時は事前に電話で問い合わせておきましょう。

中に入っていくと内湯と露天風呂が1つずつ。露天風呂に浸かるとじわ~っと汗が出てきます。体の中に溜まっていたモノが汗と一緒に出ていったのか、湯上り後は体が軽~くなってサッパリしました!驚きのデトックス効果ですよ。

脱衣所横にはマッサージチェアとくつろぎスペースもあります。隣の洗面台には綿棒やスキンヘア用品など細かいアメニティも。

そして暖簾をくぐり出た先にはひんやりおいしい川根茶サーバーが大井川といえば川根茶!温泉効果で、湯上り後じわじわ汗が出てくるので、このサーバーがすっごくありがたかったー。

 

温泉巡り3:親切でアットホームな『光山荘』

次は再び坂を上って5分ほど歩き、光山荘さんへ。入口に立派な看板が立っていますが、一見めっちゃ民家っぽい。向かいにある旅館に宿泊もできます。

温泉には受付がなく、入口で間違えてしまう人も多いのかこんな看板が。みなさんも入る前には間違えないようご注意を。日帰り温泉利用の際には、向かいにある旅館の方に一声かけてくださいね。受付は11:0017:00(冬季は14:0017:00)です。

 

脱衣所に入るとム~ンと温泉の匂いと湯気に包まれます。浴槽は広い内湯が1つ。思わず「ずーっと入っていたいね」

入口の注意書きといい親切な表示が多い光山荘さん。シャンプーとボディソープもこれなら間違えようがないですよね。女将さんの愛情を感じました。

 

温泉巡り4:大人気!いつも賑やか『町営露天風呂』

こちら人気でなかなか入れず、三度目の正直でやっと入れた町営露天風呂
(おかげでこちらを管理しているおじちゃんとは世間話で盛り上がり仲良くなれました)

通常入湯料400円。利用時間は9:3018:30(17:30最終受付)。入浴用タオルは200円で買えます。木曜定休日です。

山の緑が見える露天風呂が1つ、というシンプルなつくり。お湯は湯の花がたくさん浮いていて、とってもとろみがあります。

「若い人に限ってよく転ぶんだよ~」と管理人のおじちゃんに入口で何回も忠告されたけど、それでも心配なのか浴室、脱衣所のいたるところに注意書きが。

でもこのお湯のとろみ成分が効くのかこちらの温泉、湯上り後の肌のつるつる、しっとり感はダントツでした。さすが『美人の湯』!

 

【おまけ】これ…食べられるの? ! “渓流ランチ”

町営露天風呂のおじちゃんのおススメで、町営露天風呂から徒歩約3分のところにあるお蕎麦屋さん紅竹さんへ。

こちらは山女魚(ヤマメ)のから揚げ定食1,800。お蕎麦もご飯もついて、けっこうボリュームがあります。フキの佃煮や山菜の付け合せもおいしかった。

そしてこちらが「いっぺん食べてみなよ~」とおじちゃんに猛プッシュされた渓流蕎麦1,300。こちらも山女魚のから揚げが乗っていて、お蕎麦の量もしっかりあって食べ応え抜群。しかし。

おすすめされた理由はこれです。虫!!いえ、これはイナゴの佃煮。渓流蕎麦はこのイナゴが食べられる、食べられないで盛り上がる人も多いんだそう。ちなみに私も初体験しましたが結構おいしく食べられちゃいました。度胸試ししたい方、ぜひチャレンジを!

 

さて寸又峡温泉に4つ入って、昼ご飯も楽しんだら、あっという間に帰る時間に。

(午後になると山道が暗くなってしまうので日帰り旅の方は15時には帰路に着くことをおススメします)

それにしてもこんなに温泉に入って1,000円なんて本当にお得。すでに全身つるつる&しっとり肌を実感しています。次回は接岨峡温泉を巡ります!お楽しみに~。