こんにちは。すっかりと寒くなってきて、子どもと公園で遊ぶのがつらくなってきたライターのkichiです。
今回は、友人とSLに乗って日帰り旅行に行くことに。
目的地は、珍しい絶景が見られるという『奥大井湖上駅』。
実は『湖上駅』は以前テレビで見て気になっていたスポット。ちょうど行く時期は紅葉も見頃とのこと!とーーっても楽しみです。
山の中の秘境なのでしっかり防寒をして…いってきまーす!
SLの出発点『新金谷駅』で旅の準備を
<10:00>
『JR 金谷駅』からタクシーで5分
(電車では、大井川鐵道に乗り換えてひと駅。)
『大井川鐵道 新金谷駅』に到着。
さっそくですが、ここでSLに乗る前にしておきたいことが2つあります。
まずは、駅のすぐ向かいにある『プラザロコ』でお弁当を買うこと。
どんなお弁当かは、乗ってからのお楽しみ♪
プラザロコではSLの乗車券を買うこともできますが、事前に『大井川鐵道』HPから予約をしておくと確実ですよ。
もうひとつは、『新金谷駅』で“大鉄タクシー”を予約すること。
今回は、『井川線 奥泉駅』から『奥大井湖上駅』のビュースポットへタクシーで移動をするため予約をしました。
そうこうしているうちに、シュッシュッシュッ…と音を立てて、SLが駅にやってきました!
このSLに乗って、終点の『千頭駅』まで行きます。黒くてカッコいい!
こちらは運転席。シューーー!! という音とともに、蒸気がフワ―ーっとたちのぼります。SLの近くにいるだけでも、蒸気の温かさが肌に伝わってきて「本当に電気じゃなくて、蒸気で走るんだ」と実感がわきます。
思わず写真を撮りたくなる!SLからの車窓風景
<10:38>
中に入ると、懐かしさが漂うレトロな車内。旅気分も盛り上がります♪
さあ、出発です!!
ほどなくして、シュッシュ、シュッシュ…とSLが走っている音が。軽快なリズムがなんとも心地よくて、ますます気分が上がります。
SLに乗って少しすると、車内アナウンスが聞こえてきました。
「進行方向に向かって左手には、かわいいタヌキたちが…」
ん?どこどこ??
…と窓から外を覗くと…いたーーー!
タヌキさんの数を数えようと思ったのですが、あっという間に通り過ぎて全然数えられなかった…。
結構スピードがあるので、写真を撮る際はしっかりカメラを構えていてくださいね。
他にも、グリーンブルーの湖が綺麗な“塩郷ダム”や“日本一短いトンネル”など、珍しい景色やスポットがいっぱいで、つい色々と撮りたくなっちゃいます。
そして、車内にもお楽しみが。
車掌さんが、ハーモニカで“ちいさい秋みつけた”を演奏してくれて、思わずほっこり。
普段乗る電車とはまったく違い、のんびりとした時間の流れに癒されます。
SLの旅を盛り上げる、おすすめの駅弁はこれ!
さて、景色も楽しいのですが、出発前に買っておいたお弁当を忘れてはいけません!(笑)
今回私たちが買ったお弁当はこちら。
『プラザロコ』で一番人気の“大井川ふるさと弁当”(1,080円)旅の記念にもなる、SLの絵はがきが付いています。
包みを開けると、蓋に静岡方言集が。私は静岡県に引っ越してきて5年経ちますが「しぞーか」以外、全然わからない…。地元の方は、みなさんわかるのでしょうか…?
中は笹の葉に包まれたおにぎり弁当。おかずも、野菜の旨煮やイワナの佃煮など、素朴さ満点です。レトロなSLの旅にピッタリですね。
静岡の特産品を味わいたい方には“特選幕の内弁当”(1,150円)がおすすめ。
このお弁当では、水わさびの栽培面積日本一である静岡県の“わさび”を味わうことができます。他にも、桜えびの佃煮に黒はんぺんフライ…静岡を代表する、おいしいおかずが詰まっていました!
車内で友人とお喋りしながら食べる駅弁もまた、いい思い出になりますね。
赤くてかわいい!日本で唯一の“アプト式列車”
<11:53>
『金谷駅』から約1時間20分、大井川本線終点の『千頭駅』に到着です。
ここで大井川鐵道井川線の『南アルプスあぷとライン』に乗り換え、『奥泉駅』を目指します。
ゴツいんだけど、ちょっと小さめでかわいい“アプト式”のミニ列車に乗って行きます。
“アプト式”とは、急勾配を上り下りするための仕組み。実は、日本ではここでしか乗れない貴重な列車なんですよ!
<12:28>
では、タクシーが待つ『奥泉駅』へ出発!
さあ、話題の絶景スポット『奥大井湖上駅』まであと少し!
後編へ続く!
『大井川鐵道』
島田市金谷東二丁目1112-2
SL予約受付電話番号:0547-45-4112
『大鉄タクシー 金谷営業所』
島田市金谷東二丁目1112-2
電話番号:0547-45-2121
『プラザロコ』
島田市金谷1844-1
電話番号:0547-45-2230
営業時間:9:00~17:00
年中無休