突然ですが、みなさんに質問です!
食事に行った時、お店で使われている食材ってどこのなんだろう?って気にしたことある方、手を上げて~!(はい、ありがとうございます!)
スーパーで買い物をするときは、「あっ、このお肉は外国産だ!」「あっ、この魚は地元産だわ」って気にすることはあっても、意外と食事に出かけた先では気にしないこと多くありませんか?
でも、もしお店で食べる食材がどこのものを使っているのか知ることができたら、安心して食事ができるし、おいしいものなら手に入れたい!なんて思っちゃうのがママの心。
今回4児ママのライターhitchがご紹介するのは、生産者の顔が見えるから食材も安全で安心なレストラン。子ども連れでいいのか!?と思うくらい、落ち着いた雰囲気の中で子どもと一緒に食事ができるお店です。
さて、やって来たのは、『自然薯農家レストラン とろろ屋ととろ』さん。オーナーさんの「生産者と消費者をつなぐ架け橋になりたい」という想いで、どこの誰が作っているよ~とわかるように、生産者の顔が見えるような工夫もされているお店なんです。
『自然薯農家レストラン とろろ屋ととろ』さんは、大井川が見渡せ、お茶の香り漂う牧之原台地にあります。JR金谷駅から車で4分、大井川鉄道新金谷駅からは車で9分、国道473号線を東名高速道路牧之原インターへ向かう途中の信号を右に曲がると左手に『とろろ屋ととろ』さんの案内看板があるので、目印にしてくださいね。
駐車場はお店の前と裏にあり、広いです。
こちらがお店の入口になります。
看板の文字がかわいい♪文字が丸っこくなっているところが、最近お友達が師範となった己書に似ているような…
さぁ、お店に入ってみます♪
おっと、その前に…
“自然薯”ってなんて読む?
ご存じない方もいらっしゃるかな?
“自然薯”は、“じねんじょ”と読み、山芋の種類の一つです。とろろ屋ととろさんの自然薯は、自らが栽培し育てていますが、土づくりからこだわり、生態系にも配慮した農法により3年以上の歳月をかけ、丹精こめて作られた正真正銘の「牧之原産自然薯」なんだそうです。
では、お店に入りましょう♪
冷え症の方にはナイスサプライズ!足元から温まる掘りごたつ♪
お店に入ってすぐには、カウンター。お酒もずらりと並びます。
そして、お食事の場所はこちらにご案内。
とっても落ち着いた雰囲気に高級感を感じつつ、心も和みます。さらに、寄りかかれる座椅子、テーブルの下にはなんと、掘りごたつ!足を入れてみると、床があったか~い♪
この日は、12月中旬並みの寒さと言われ、おまけに雨だったので、掘りごたつで足からカラダが温まってきました。
どの食材を誰が作ってる?これが生産者の顔!
何食べようかな~って、メニューを取ると、一緒にこれもあります。
“生産者の顔”!先ほどの“生産者の顔が見えるレストラン”とはこういうことなんですね。使う食材ひとつひとつに対して、生産者さんの顔や想いがずらり。
例えば、“青ネギ”の生産者は、島田市金谷で水耕栽培している近江さん。シャキシャキと香り高い青ネギを栽培しているんだそうです。青ネギといえば、とろろ汁には欠かせない名脇役ですね。
そして、“お米”の生産者は、島田市のお隣の牧之原市内で栽培している本杉さん。お米の他にも緑茶、レタスも栽培している農家さんだそうです。『とろろ屋ととろさん』では、皆さんにおいしく、新鮮なうちに食べて頂けるよう、玄米で仕入れ、必要な分だけを精米してお客様に提供しているというこだわり様。
こうやって生産者さんの顔を見ることができると、こだわりいっぱいで大切に育てられた安心安全な食材なんだなとわかりますね。子どもたちに見せたらどんな反応するんだろう?苦手なものも、作っている人を見たらがんばって食べてくれそうですね。
あら!?
豚肉も“金豚王”というこだわりのお肉を使ってますよ。
金豚王(きんとんおう)というお肉は、静岡オンリーワンの豚肉で、中国の金華豚(きんかとん)とフジロック(静岡豚)を交配させたものなんだそうです。
聞いたことがない名前の豚肉なので気になるし、すごく食べてみたい!
ということで、
『とろろ屋ととろ』さんで人気No.1!“金豚王カルビとろろ丼”を食す
お店で1番人気なのが、“金豚王カルビとろろ丼”1,730円(税込)
豚肉にもとろろ汁をかけて食べるんですね。厚みのある金豚王のカルビ丼は、やわらかくて甘みもあり、食べやすい。このままカルビ丼だけでもおいしいのですが、さらにととろさん自慢の自然薯のとろろ汁をかけて頂きます。
お~っと!とろろを少しずつ入れたつもりが勢い余って一気に流れ込みます。たっぷりのとろろ汁にお肉が埋もれた!そして、このとろろ汁の伸び具合に食欲もそそられます。
実は、とろろさんのこのとろろ汁、自然薯をすりおろしたとろろの中にお出汁が入っています。地域によっては、かつおや昆布でお出汁を取るところもあるようですが、とろろ屋ととろさんのお出汁は、サバでとっているのだそうです。でも、サバの匂いは全くしません。
(それでもサバのお出汁は…という方は、他のお出汁もあるそうですので、注文の時にスタッフさんに声をかけてみてくださいね。)
さっそく、ひとくちいただいてみると、おいしい!金豚王と自然薯のとろろ汁がまた良く合うこと!ご飯もおかわりしたくなっちゃいます。
子どもに食べさせるときには、口の周りにとろろがつくと痒くなってしまうので、つかないように気をつけて食べさせてくださいね。
他にも、金豚王と自然薯を一緒に頂くなら、
こちらの“やわらかお肉の金豚王 焼きしゃぶとろろ丼” 1,730円(税込)
メニューにも書いてあるようにお肉がとってもやわらかくて食べやすく、子どもも大好きな味、甘だれです。この甘だれの焼きしゃぶととろろ汁の相性も抜群!
定番だけど、とろろと言えば、まぐろ!?
金豚王も絶対食べてみて欲しいメニューではありますが、やっぱり静岡でとろろと言えばまぐろ。私もよくまぐろをぶつ切りにしてとろろをかけて食べますが、とろろ屋ととろさんでは、“漬けまぐろのとろろ丼”1,730円(税込)が頂けます。
この漬けまぐろのとろろ丼、実は人気No.2!
お刺身大好きな我が家の子どもたちは、このままでガッツリ食べちゃいそう。子どもの人数が多いと食べたいメニューに悩んだ時、みんな違うものを注文してシェアしたりできるので、食べたいものを全部食べられちゃう楽しみもあります。
さぁ、これもとろろをかけると、
漬けまぐろが隠れちゃうくらいたっぷりのとろろ汁。まぐろはどこかな~?
そして、一緒に添えられたお漬物にも注目。ゴーヤの漬物は珍しいですね。ゴーヤは苦味があるので苦手な方もいるんじゃないかな。
実は、私も苦手。でも、出されたものはとりあえず一口は食べてみるというのが我が家のお約束。ということで、いただいてみました。
え!?苦味なんて全くない。もしや、酢につけた?塩もみした?それとも砂糖?苦味を取る方法っていろいろあるらしいですが。このゴーヤの漬物は、ほんのちょっぴり酸味があるだけでおいしく頂けました。チャレンジしてみるもんですね。
『とろろ屋ととろ』さんでは、子どもが好きなエビフライやウインナーなどが乗っている“お子様プレート”785円(税込)もありますよ。
生産者の顔が見えるから食材も安全で安心して頂ける、そして、生産者のこだわりがいっぱいの食材だからおいしい!そんな地元産の自然薯料理が自慢の『自然薯農家れすとらん とろろ屋ととろ』さんへぜひ行ってみてくださいね!
住所:島田市金谷富士見町3172
(JR金谷駅から車で4分、大井川鉄道新金谷駅から車で9分)
TEL:0547-32-9637
営業時間:昼11:00~15:00、夜17:00~22:00(水曜日は15:00まで)
定休日:木曜日
駐車場:有