※この記事は2026年4月28日時点の大井川鉄道時刻表をもとに書いてあります。2026年6月1日以降の運行時刻等は、大井川鉄道公式サイトにてご確認ください。

こんにちは。大井川で逢いましょう。編集部です。奥大井湖上駅は人気観光スポットということもあり、知人を案内することも多く、もう何度も足を運んでいます。訪れる度に心動かされる、この秘境ならではの絶景をぜひ皆さんにも眺めて頂きたいです!

し・か・し!

何も知らないで行くと、奥大井湖上駅展望所に辿り着くまでの移動時間や体力が結構必要なんです。

私は正直、今回ご紹介する交通手段で行くまでは、かなり気合いを入れて観光に行っていました(笑)。

でも、時間配分をしっかりわかっておけば、奥大井湖上駅の後に千頭エリアまで十分楽しめ、充実した一日を過ごせるのでご安心を。今回は大井川鐵道の千頭駅を起点として、どのように観光をするのが効率が良く楽しめるのかをご紹介していきます。

秘境を満喫できる、大井川鐵道「アプト式列車」で行こう!

奥大井湖上駅、といえば駅を見下ろす絶景。この絶景を見られる展望所は、大井川鉄道井川線(愛称:南アルプスあぷとライン)の奥大井湖上駅から、徒歩20分ほどの場所にあります。

先日までこの展望所から徒歩2分の場所にバス停があって便利だったのですが、残念ながら2026年3月31日で廃止されてしまいました。

なので、奥大井湖上駅の展望所へは、南アルプスあぷとラインの列車に乗ってズバリ秘境駅に降り立ち歩いていくか、車で最寄りの駐車場へ駐車して歩いていくか、どちらかです。

列車に乗っても、車で行っても、展望所までは歩きます。

展望台は高台にある為、奥大井湖上駅から行くと徒歩約20分、駐車場からは約10分、細い小道やかなり急な階段を登って行かなければなりません。

が、せっかく秘境駅へ行くのだから、南アルプスあぷとラインに揺られてみようではありませんか。珍しい山岳列車の旅を味わえますよ。

平日の奥大井湖上駅駐車場の様子

ちなみにですが、現在、2026年時点で大井川鉄道の川根温泉笹間渡駅〜千頭駅間が運休になっていることもあり、車で訪れる方が多く、連休や長期休みの期間は、奥大井湖上駅駐車場まで渋滞がおきてなかなか進まないことも。(それでも車で…という方へ。駐車場情報はこちら

車は千頭駅に停めて、列車の旅を楽しみましょう!

肝心なのは、スケジュール!おすすめの時間配分は?

さて、大井川鉄道千頭駅から南アルプスあぷとラインの列車に乗ることにして、肝心なのはスケジュールです。なぜなら、南アルプスあぷとラインは運行本数が少ないので。列車に乗る時間をしっかり頭に入れておいて、安心して絶景を堪能してください。

10:05発の大井川鉄道 南アルプスあぷとライン列車に乗車

千頭駅を10:05発の列車に乗って行くと、奥大井湖上駅には11:12に到着。

ホームに降りたら、鉄橋脇の遊歩道を通って、展望所へ出発!急階段がありますが、景色を振り返りながら頑張って!このご褒美が待っていますよ。

絶景と写真撮影を楽しんだら、登ってきた道を奥大井湖上駅まで下ります。12:18の列車に乗ることを目指しましょう。奥大井湖上駅に降りて帰りの列車に乗るまでは、約1時間。ちょっと頑張って歩いてください^^;

駅に戻って時間が余ったら、ホームの上のログハウスにある湖上駅カフェ(金・土・日・月・祝日限定※冬季休業、臨時休業あり)でドリンクやスイーツをテイクアウトをするのがおすすめ。12:18発の千頭行き上り列車に乗車します。

列車は、奥大井湖上駅からゆっくりと1時間かけて千頭駅に向かうので、車窓から奥大井の自然を堪能できます。だから奥大井湖上駅でゆっくりと過ごさなくても、購入したスイーツなどを片手に、列車に揺られながら景色を楽しむのがグッド。13:19に千頭駅に到着後、千頭駅周辺のカフェや食堂でちょっと遅めのランチを食べます。

奥大井湖上駅でゆっくりするのなら・・・

せっかく来たのだから、奥大井湖上駅でゆっくりと過ごしたい!という方は、13:09発の千頭行き列車に乗りましょう。展望所に行って戻ってきても、50分ほど余裕があると思います。

湖上駅カフェには湖上駅をイメージした「蒼い湖上カレー」や、川根産の柚子を使った「柚子キーマカレー」もあるので召し上がってみては?

お弁当などを持参して景色を眺めながら食べて過ごすのも気持ちがいいかもしれませんね。

移動時間が観光時間に♪南アルプスあぷとラインのポイント

奥大井湖上駅へのアクセス手段である大井川鉄道、南アルプスあぷとライン。この路線は、路線自体がとても珍しく、観光鉄道として人気なんです。実際車の方がラクではありますが、せっかく奥大井に来て乗らないのももったいないですよ。

そんな南アルプスあぷとラインならではのポイントは…

1. 車内放送で南アルプスあぷとライン沿線の見所がわかる

列車の走行中、車掌さんが車内放送で長島ダム等の沿線の見所を説明してくれるので、”ただ美しい”と景色を眺めるだけでなく、より奥大井エリアを理解した上で楽しむことができます。

2. アプト式電気機関車の連結作業を見られる

長島ダム駅〜アプトいちしろ駅区間は、日本の鉄道路線で最も急な区間!その急な坂道を克服する為に、機関車の歯車と地上のラックレールを噛み合わせて走らせる「アプト式」という日本で唯一の仕組みを取り入れています。南アルプスあぷとラインの名前の由来でもあり、このアプト式を採用しているのは日本でここだけ。

ディーゼル機関車に加えて、アプト式電気機関車を連結して走行しますが、長島ダム駅とアプトいちしろ駅では連結作業を見られますよ。

大井川鐵道 千頭駅周辺のおすすめのお店

アプト式列車の旅を終えて、千頭駅に戻ってきたらお腹を満たしましょう。

千頭駅周辺には、川根本町の食材を使った食事を食べられるお店がいっぱい。和食・洋食・中華にイタリアン、そしてジビエ料理まで種類も様々。

◉先頭館

メニュー20種類以上!広々とした昔ながらの町の食堂

◉ゑびすや食堂

副菜まで全部おいしい!地元食材で作る定食がおすすめの食堂

◉cafeうえまる

看板メニューは長島ダムカレー!夕方まで食事が食べれて、カフェメニューも豊富

◉Cafe Grandma

ジビエ料理と言えばココ!ふわふわ食感のジビエハンバーグがおすすめ

◉両国吊り橋茶屋-capra-

本格手作りピザの店!地元川根本町産の旬の野菜を活かしたサラダピザは必食

千頭駅から車で10分以内行ける、週末限定のオープンカフェや古民家カフェや、千頭駅から徒歩10秒で手軽に食べられる川根茶ソフトクリームのお店もあります。自分の気分にぴったりのお店でちょっと休憩していきませんか?

◉CLUB HUCKLE Oigawa BASE

大井川の「時間」と「景色」と「味」を味わえるオープンカフェ

◉本とおもちゃ てんでんこ

本とおもちゃで自由に遊べる 落ち着いた雰囲気の古民家カフェ

◉川根物産

元祖!川根茶ソフトを売っている千頭駅前のお茶屋さん

 

最後に・・・

先日取材に行った際に、奥大井湖上駅を訪れていた観光客の方が『すげぇなココ(笑)!どこを撮っても映えるわ!』と笑いながらカメラのシャッターを切り続けていました。まさにその通りのスポットで、360°どこを見ても美しい、緑に囲まれた空間にうっとりします。

ぜひ今回ご紹介したモデルコースを参考に、奥大井湖上駅と大井川流域を楽しんでいってくださいね。