こんにちは。大井川で逢いましょう。編集部のモチヅカです。奥大井湖上駅は人気観光スポットということもあり、知人を案内することも多く、もう何度も足を運んでいます。訪れる度に心動かされる、この秘境ならではの絶景をぜひ皆さんにも眺めて頂きたいです!

し・か・し!

何も知らないで行くと、奥大井湖上駅展望所に辿り着くまでの移動時間や体力が結構必要なんです。

私は正直、今回ご紹介する交通手段で行くまでは、かなり気合いを入れて観光に行っていました(笑)。

でも、楽な行き方や時間配分をしっかりわかっておけば、奥大井湖上駅の後に千頭エリアまで十分楽しめちゃうのでご安心を。今回は大井川鐵道の千頭駅を起点として、どのように観光をするのが効率が良く楽しめるのか、今までの経験を活かしてご紹介していきます。

行きは「閑蔵線路線バス」、帰りは大井川鐵道「アプト式列車」がベスト!

奥大井湖上駅展望所から絶景を眺めたいのなら、私がおすすめする交通手段は以下の通りです。

行き:千頭駅から閑蔵線路線バスで「湖上入口」まで約23分

帰り:奥大井湖上駅から、井川線アプト式列車で「千頭駅」まで約1時間

なぜなら、「湖上入口」のバス停から奥大井湖上駅展望所までは、たったの徒歩2分!

到着してすぐにこの絶景を拝めるなんて、最高ですよね!しかも、このタイミングでちょうどレインボーブリッジを渡るアプト式列車も見られますよ♪ちなみに展望所から奥大井湖上駅へは徒歩約12分です。

展望台は高台にある為、奥大井湖上駅から行くと徒歩約20分、駐車場からは約10分、細い小道やかなり急な階段を登って行かなければなりません。

以前アプト式列車で行った際に、2歳の子どもを抱えて、奥大井湖上駅から展望所までなんとか登りきったものの、駅まで戻る気力が残っておらず、湖上駅カフェと復路のアプト式乗車代を諦めてバスで帰った苦い思い出もあります(笑)。だからこそ、皆さんにはバス停から下るだけをおすすめします!

平日の奥大井湖上駅駐車場の様子

さらに、現在は大井川鐵道が家山駅〜千頭駅間が運休になっていることもあり、車で訪れる方が多く連休や長期休みの期間は、奥大井湖上駅駐車場まで渋滞がおきてなかなか進まないことも。車は千頭駅に停めて、賢くバスの選択をしてしまいましょう!

肝心なのは、スケジュール!おすすめの時間配分は?

バスに乗車の理由はご理解頂いたと思いますが、肝心なのはスケジュール設定!なぜなら、秘境に向かうバスの本数には限りがあるから・・・。千頭駅から「湖上入口」へのバスは1日3本!(11:00発, 12:20発, 13:35発 )。 私はサクッと滞在も、ゆっくり滞在もその時の自分の気分で決められる、11:00発をおすすめします。

私のおすすめ!11:00発の閑蔵線路線バスに乗る場合

千頭駅前11:00発の閑蔵線路線バスに乗って行けば、湖上入口に11:23に到着。ちなみに私は基本サクッと派なので、絶景と写真撮影を楽しんだ後、奥大井湖上駅まで下り、ひと休みをしてから湖上駅カフェ(金・土・日・祝日限定※冬季休業あり)でドリンクやスイーツをテイクアウトして、11:54発のアプト式列車に乗車します。

アプト式列車は、奥大井湖上駅からゆっくりと1時間かけて千頭駅に向かうので、車窓から奥大井の自然を堪能できるんです。だから奥大井湖上駅でゆっくりと過ごさなくても、購入したスイーツなどを片手に、列車に揺られながら景色を楽しむのがグッド。12:55に千頭駅に到着後、千頭駅周辺のカフェや食堂でちょっと遅めのランチを食べます。

奥大井湖上駅でゆっくりするのなら・・・

せっかく来たのだから、奥大井湖上駅でゆっくりと過ごしたい!という方は、次の13:05発の列車までもう1時間。湖上駅カフェには湖上駅をイメージした「蒼い湖上カレー」や、川根産の柚子を使った「柚子キーマカレー」もあるので召し上がってみては?

お弁当などを持参して景色を眺めながら食べて過ごすのも気持ちがいいかもしれませんね。

移動時間が観光時間に♪移動手段のポイント

閑蔵線路線バスとアプト式列車の組み合わせなら、一緒に旅をする人全員がしっかりと景色を楽しめて、行きと帰りで違う景色も見れるという、良いことづくしのこのプラン。それぞれのおすすめポイントをご紹介します。

閑蔵線路線バス

1. 川根本町のローカルな雰囲気を味わうことができる 

千頭駅前から湖上入口まで約23分とあっという間の旅ですが、現地の人達が日常で使っている道を行くので、田舎暮らしを少し覗いているような感覚。車高が高いので気持ちがいいです。

2. アプト式列車からは見られない吊り橋も見れる

大井川流域には、産業遺産となった市代吊橋、美しくて有名なダム湖に架かる夢の吊橋、映画の撮影やゆるキャン△でリンちゃんとアヤちゃんが訪れた小山橋など様々な吊橋があります。車窓からこんな景色が見られると思わずカメラのシャッターを切りたくなっちゃいますね。

井川線 アプト式列車

1. 車内放送で井川線沿線の見所がわかる

列車の走行中、車掌さんが車内放送で長島ダム等の井川線沿線の見所を説明してくれるので、”ただ美しい”と景色を眺めるだけでなく、より奥大井エリアを理解した上で楽しむことができます。

2. アプト式電気機関車の連結作業を見られる

長島ダム駅〜アプトいちしろ駅区間は、日本の鉄道路線で最も急な区間!その急な坂道を克服する為に、機関車の歯車と地上のラックレールを噛み合わせて走らせる「アプト式」という日本で唯一の仕組みを取り入れています。ディーゼル機関車に加えて、アプト式電気機関車を連結して走行しますが、長島ダム駅とアプトいちしろ駅では連結作業を見られますよ。

大井川鐵道 千頭駅周辺のおすすめのお店

アプト式列車の旅を終えて、千頭駅に戻ってきたらお腹を満たしましょう。

千頭駅周辺には、川根本町の食材を使った食事を食べられるお店がいっぱい。和食・洋食・中華にイタリアン、そしてジビエ料理まで種類も様々。

◉先頭館

メニュー20種類以上!広々とした昔ながらの町の食堂

◉ゑびすや食堂

副菜まで全部おいしい!地元食材で作る定食がおすすめの食堂

◉cafeうえまる

看板メニューは長島ダムカレー!夕方まで食事が食べれて、カフェメニューも豊富

◉Cafe Grandma

ジビエ料理と言えばココ!ふわふわ食感のジビエハンバーグがおすすめ

◉両国吊り橋茶屋-capra-

本格手作りピザの店!地元川根本町産の旬の野菜を活かしたサラダピザは必食

千頭駅から車で10分以内行ける、週末限定のオープンカフェや古民家カフェや、千頭駅から徒歩10秒で手軽に食べられる川根茶ソフトクリームのお店もあります。自分の気分にぴったりのお店でちょっと休憩していきませんか?

◉CLUB HUCKLE Oigawa BASE

大井川の「時間」と「景色」と「味」を味わえるオープンカフェ

◉本とおもちゃ てんでんこ

本とおもちゃで自由に遊べる 落ち着いた雰囲気の古民家カフェ

◉川根物産

元祖!川根茶ソフトを売っている千頭駅前のお茶屋さん

 

最後に・・・

先日取材に行った際に、奥大井湖上駅を訪れていた観光客の方が『すげぇなココ(笑)!どこを撮っても映えるわ!』と笑いながらカメラのシャッターを切り続けていました。まさにその通りのスポットで、360°どこを見ても美しい、緑に囲まれた空間にうっとりします。

ぜひ今回ご紹介したモデルコースを参考に、心も体も軽やかに観光して、大井川流域を楽しんでいってくださいね。