週末は家族で『湖上駅カフェ』に行ってみよう

こんにちは、ガラスの中年サノです。

山奥にあり密を避けて、絶景が楽しめると人気の奥大井湖上駅。2020年、駅の裏手に湖上駅カフェがオープンしました。お店ではカフェを楽しみながら、奥大井の自然を満喫できます。大人にとっては自然の癒やし、子どもにとっては冒険気分が味わえます。先日、3歳の娘を連れて家族で湖上駅カフェに行ってきたので、どんな感じだったか紹介します。

1.湖上駅カフェはどこにある？

まずは、湖に浮かぶ秘境駅『奥大井湖上駅』といえば、この風景を雑誌やTVで見たことがある人も多いのでは。
写真の中央に見えるのが、『奥大井湖上駅』です。湖上駅カフェは奥大井湖上駅の裏手にあり、周辺は奥大井の自然と接岨湖に囲まれている秘境地です。マイカーで行く場合は、最寄りの駐車場に停めて、写真の左側から鉄橋を渡っていきます。

こちらが湖上駅カフェ。森に囲まれ、まるで絵本に出てきそうな雰囲気ですね。
お店へ行くには、大井川鐵道井川線のトロッコ列車・南アルプスあぷとラインか車で行く方法の2パターン。列車に乗って行くのが断然楽しいですが、今回は時間の融通が利くマイカーでの行き方を紹介します。

まずは奥大井湖上駅の無料駐車場を目指します。新東名・島田金谷I.C.から奥大井湖上駅の駐車場までは車で80分ほど。その後、駐車場から徒歩で15~20分ほどアップダウンのある山道を歩きます。

2.駐車場から湖上駅カフェまでは冒険気分が味わえます

こちらが奥大井湖上駅の最寄りの駐車場です。2021年から拡張して20台ほど停車できます。駐車場にはトイレがないので、ご注意ください。

奥大井湖上駅の駐車場までのアクセス方法は『奥大井湖上駅』の駐車場アクセスを参考にしてください。https://oi-river.com/blog/7857

駐車場から湖上駅カフェへは、山を登り、階段を下り、鉄橋を渡ります。山道なので歩きやすい靴で行きましょう。まずは正面の山からスタートです。春先に行ったので、山を登る途中にスミレやゼンマイが芽を出していました。鳥のさえずりや風に揺れる木々の音がとても心地良いです。

山を登ると、今度は急な階段が現れます。ステップの奥行きが狭く、滑りやすいので注意しましょう。小さなお子さんがいる場合は、大人と手を繋ぐか、抱っこで降りるのがベター。

階段を抜けると、最後に赤い鉄橋レインボーブリッジを渡っていきます。鉄橋は湖底からの高さがなんと70m。

なぜこんなに高いのかというと、大井川鐵道井川線は長島ダムができる前は、別のルートを走っていたんです。長島ダムが出来たことで接岨湖が生まれ、旧線路では湖に浸かってしまうため、高さ70mある鉄橋を作ることになりました。そして誕生したのがレインボーブリッジと奥大井湖上駅です。写真は旧線路とレインボーブリッジを走る大井川鐵道井川線です。
奥大井湖上駅の絶景は、長島ダムが出来たことで生まれたんですね。

3.湖上駅カフェはハンモックと絶景が楽しめる

1Fは誰でも利用できるフリースペース

そして今回の目的地湖上駅カフェです。

湖上駅カフェの1Fは、誰でも利用できるフリースペースになっています。しかもテラスにはハンモック席が２つあるんです。たくさん歩いた娘はハンモックに大はしゃぎ。ハンモックに包まって、クルクルまわったりと楽しそうでした。ハンモックは子どもにとってはちょっとしたアトラクション。ログハウスという事もあって、まるで秘密基地のような感覚です。

他にも、テーブル席が2つと、テラス席には丸太椅子が数台用意されています。

2Fはカフェ利用者のみの絶景席

2Fはカフェメニューを注文した方のみ利用可能です。
写真は湖上駅カフェの2Fから撮影したもの。カフェから見る大井川の秘境地にトロッコ列車の風景はまさに非日常です。背もたれのある木製のローチェアがあるので、くつろぎながらカフェを楽しむことができます。
大井川鐵道井川線のトロッコ列車は、一日に数本しか停車しないので、列車がやってきたらシャッターチャンスですよ。大井川鐵道の時刻表（http://oigawa-railway.co.jp/ft/timetable）をチェックして、タイミングを合わせて訪れてみましょう。