こんにちは。ヤンチャ過ぎる4歳と7歳の男の2人の父親のYOHEIです。

日頃から息子たちが、どんな遊びをしたら成長につながるのか?を考えなら子育てをしている(←色んなスポーツ観戦に連れて行ったり、知育玩具で遊ばせたり、時にはスラムダンクを読み聞かせしたり笑)自称意識高い系「父親」です。

2月に入り、子供たちの春休みにどこかへ連れて行ってあげたいな~と思ったとき…奥さんがFacebookの「大井川で逢いましょう」ページで旅行モニターを募集しているのを発見!ということで、3月の時期の大井川に行ったら自然を満喫できるに違いない!と思い応募したところ、見事に当選!

実は2年前に当時トーマスにハマっていた次男のためにトーマス列車に乗りに行ったことがあったので、今回はSLももちろん乗るけれど、『大井川の大自然を満喫するコース』にしたいと思って12日の旅行計画をたてました!

しかしこの時、父親の僕にふりかかるプレッシャーにまだ何も気が付いていなかったのでした…

 

美しいエメラルドグリーンの湖と息子2人の度胸にお父さん感動 !?

まずやってきたのは、パンフレットを見た長男が「どうしても行ってみたい!」と熱望していたトリップアドバイザーの「死ぬまでに渡りたい世界の徒歩吊り橋ベスト10」にも選ばれたという『夢の吊り橋』。

SNSやパンフレットで見た写真は何だったのか?と思うくらいの鮮やかなエメラルドグリーンの湖に目を奪われならながらも、大人1.5人分くらいしかない橋の幅を見て、子供たちが「怖い!行きたくない!」と言わないか?と心配になりました。

しかし、そんな心配をよそに子供たちは1人でトコトコ歩いていきます。

実は父親の僕自身は生まれて一度もジェットコースターに乗ったことが無いというくらいの高所恐怖症でして…自分のことを心配するべきでした()

しかも、ここの橋、実はこの後体験する橋よりも短いし風も吹かないし初歩レベルの橋だったのです。

 

橋を渡り終えたら終わりではありません。300段以上ある天然の石の階段を上ると、夢の吊り橋の全景も見えますよ。

 

吊り橋を渡って、山を登って、大人だけでなく息子たちも足がパンパンということで寸又峡温泉にある翠紅苑の「白珠の湯」に入浴。ここの旅館の内装が、昔にタイムスリップしたようなレトロな内装で温泉郷に来た感が高まります。

入浴料も600円と手軽で、旅の途中の休憩にも気軽に入れます。
コンパクトな温泉なので、子供たち2人と入っても目が行き届いて親も安心して極楽な気分を味わえました。

 

温泉郷にはおしゃれなカフェもあれば、地元の郷土料理を食べられるお店もありますが、僕らはがっつりご飯を食べたいと思い、かつ丼が美味しいと書いてあった『紅竹』さんへ。

かつ丼とミニそばがついたセットが、「えーと、ソバはミニですか?」というくらいのボリューム() 味はもちろん、金額も非常にリーズナブルで家族連れには嬉しいお店です。座敷なのもポイントです。

 

 

すみません、正直お父さんだけ途中で引き返しました。

寸又峡でスリルも食事も堪能した僕らは、民宿にチェックインした後、民宿のオーナーのオススメの塩郷の吊り橋へ。

ここは先ほどの「夢の吊り橋」とは一味違う吊り橋。

今回の橋は右も左も見渡す限りの川。全長も220メートルと先ほどの橋の倍以上の距離。家族全員が喜び勇んで橋を渡っていきます。僕以外は。

僕は子供たちの後ろをついて歩いて行ったのですが、子供達が落ちるんじゃないか?と思うと、心臓のバクバクが止まらず途中で引き返してしまいました。(汗)

なので、橋の下から写真をパシャ。

 

なんでも、ここは恋愛のパワースポットと言われていて、この橋も恋金橋と言われているそうですよ() 確かに心臓の鼓動が半端なかったことは僕がお約束します。


 

 

 子供がいるなら絶対に農家民宿がおすすめ!家では出来ないことを体験!

今回宿泊をしたのは農家民宿『いにしえの風』さんです。

90年の古民家を今のオーナーが買い取って、柱と屋根だけ残して完全に新しいものにしたそうです。でも、名前の通り家の作りや内装がレトロ感満載です。

しかも、オーナーが電車好きで至る所に電車好きのこだわりのアイテムが置いてあります。

階段を上った屋根裏にはプラレールがあって、うちの子供達も楽しんでいました。

 

地名駅から歩いて3分と書いてありますが、絶対30秒です。とにかく駅前です。

部屋の窓からSLや電車を見ることが出来ます。

玄関先には本物の電車のレールが!子供たちは延々とこのレールの上で遊んでいました。
(なかなか電車のレールの上を歩くなんてできませんからね!)

 

オーナーさんが、子供たちが暇そうにしていたのを見て、調理する山女魚のつかみ取りをさせてくれたり、七輪で焼かせてもらったり。キッチン男子禁制の我が家にとっては普段は絶対に体験できないようなことをさせて貰えました。(父親にとっても笑)

 

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この宿の良いところは、建物の内装やご飯だけでなくて、オーナーさんにもあります。

オーナーさんは元々は関西の方で、大井川にレジャーで何度も訪れているうちに、この場所に惚れてしまって移住を決めたそうです。

なので、僕らのような旅行者の視点にたってくれて、宿泊のお世話だけでなく、旅行プランまで親身になって一緒に考えて提案してくれました!

キャンプ場も経営されているみたいなので、夏にも行けたら良いなと思います!

ちなみに、この旅館のある川根地域では毎年かかしコンテストを開催しているらしく。

これは一体誰でしょうか?(笑)

 

 

音戯の郷で神楽笛づくり体験。兄弟で奪い合いに発展…笑

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2日目は千頭駅の音戯の郷にいって、神楽笛づくり体験をしてきました。(要予約)

竹を選ぶことから始まり、電動ドリルで穴をあけて、ナイフを使って吹き口を削って、最後にやすりをかけて。全行程を体験させて貰えました。

電動ドリルを触るなんて、普段絶対に出来ないので息子も大喜びでした。(見てるこっちはヒヤヒヤ笑)

 

最初は上手に吹けなかった息子も下唇を引っ込めて上唇から下に息を吹き込むコツを教えたら、ドヤ顔で色んな場所で笛を吹いて歩き回り。。それを見た次男が「自分にも貸して!」と長男にせがんで喧嘩になるという状態に。。夏休みの自由研究とかに良いかもしれませんよ!

 

 

あぷとラインは天然の遊園地の乗り物って感じの別世界観を味わえます。

音戯の郷で笛づくりを楽しんだ後、あぷとラインに乗って川根両国駅へ。

レトロでコンパクト、時には山の中の崖の際をゆっくりと走るあぷとラインに乗っていると、まるで一昔前の時代を旅しているような気分になります。イメージは、人気レジャーランドのアトラクションに乗っているような…別世界を旅しているような感覚です。

川根両国駅ではあぷとラインとは別の貨物列車も見ることが出来ました。

 

 

いざ蒸気機関車へ!大井川の思い出を振り返りながら楽しめました。

そして2年ぶりの蒸気機関車へ!

蒸気機関車の内装には木が使われていて非常に渋い!おしゃれ!

2年前と違い成長した息子たちは、蒸気機関車の窓から見える大井川の景色をずっと楽しそうに見ていました。

「昨日渡った塩郷の吊り橋だ!」とか、民宿のオーナーさんに連れて行って貰ったキャンプ場だ!とか、そして地名駅の前を通れば「泊まった民宿だ!」みたいに、今回の旅をもう一度反芻するように景色を楽しんでいました。

 

 

ギネス記録認定の『怖さ』いえ、『長さ』は伊達じゃない。

今回の旅の最後はギネス認定されている世界一長い木造歩道橋・蓬莱橋に。
新東名の島田金谷に近いので帰り際に行くのがオススメです笑

この橋、ヤクナシと言って全長が897.4メートルもあるんです。
897メートルって簡単に書きましたが、これを往復すると約1.8キロメートル。

そして写真を見ても分かるように柵が非常に低い。。
そんな橋を長男が先に走っていき、さらに長男を追いかけていく次男。

一見、橋の幅はしっかりあって安心して歩けそうなのですが、これがまた川のど真ん中を渡っているからなのかもしれませんが、風が気持ちよいほど強くて(笑)もちろん、まったく安全性には問題がないのですが…風を切って走っていく子供たちを見ると、成長したなぁという感慨深さと、落ちやしないか?という高所恐怖症の父親の妄想が働きまして。

またしても僕は一番奥までたどり着くことが出来ず、息子たちが折り返して走って帰ってくるのを橋のど真ん中で待っていました(苦笑)

 

 

子供たちを待っている時、橋から見えた幻想的な自然の姿は色んな意味で忘れないと思います。

ただ、今回は曇っていたため全く見えなかったのですが、本当は橋から超強大な富士山が見えるはずなんです。大井川で逢いましょうのHPでも超インスタ映えする写真が載っているかと思うのですが、それを見ることが出来なかったことだけが残念です。

それはきっと神様が、もう1回来なさい!と言っているのかな?と思って、次回の大井川の旅に残しておこうと思います。

 

今回、12日のプランで大井川の様々なスポットを満喫することが出来ました。

車でいろいろな場所を回りましたが、パークゴルフが出来る所だったり、キャンプ場があったり。話を聞いているとカヌーで川下りも出来ると聞きました。川で鮎も釣れるとか!

腕白で博物館とかでは全く大人しくしてくれない息子たちとの旅行にはピッタリだね!と帰りの車でも家族で話をしていました。

本当に子連れで遊びに来るには絶対に間違いない場所です!もっと沢山の人に知ってもらいたい場所だなと思いました。

僕も、また必ず来たいと思います。高所恐怖症は克服出来ていないと思いますが(笑)

YOHEI