静岡県下有数のサクラの名所として知られている島田市川根地区。『牛代(うしんしろ)のみずめ桜』と同じく、家山駅周辺の大井川鐵道沿いの桜トンネル、家山川沿いの緑地公園桜並木も、『かわね桜まつり』の会場となっています。
春の行楽シーズンということで、桜トンネル付近は多くの人で賑わっています。
家山の桜トンネルを散策
たむらのうえんさんの苺スムージーを片手に、散策スタート。苺の瑞々しい甘さと酸っぱさが口の中に広がって、何とも幸せな気持ち。
『家山の桜トンネル』は全長約1キロメートル。約280本のソメイヨシノが道路の両側から咲きほこり、美しいトンネルをつくり上げています。桜トンネルを車で潜り抜けるのも楽しいだろうなあ、なんて想像しつつ。
青空に桜のピンク色がよく映えます。開花具合は、6〜7部咲きといったところ。
桜並木と並行して、可愛らしい桜柄のピンクの提灯が吊り下げられている様子は、いかにも日本の春といった感じで風情があります。嬉しそうに写真を撮っているご家族の方や、海外からの観光客の方々の姿がよく目に入ります。
桜並木の傍らには、肉、スムージー、クレープ、ピザ、たい焼きなど、バリエーション豊かな屋台がずらり。“花より団子”派な皆様にもきっとご納得いただけることでしょう。野菜など、大井川地域にまつわる商品の販売も行われている模様。
SLと桜のコラボレーションを楽しむ
家山周辺は、桜とSLなどの鉄道車両の両方を楽しむことのできる人気スポットとしても有名です。線路づたいに、一眼レフを装備したカメラマンたちがざっと並び、SL通過の時を待ち構えています。
左端に映る黒い物体、もしかして…?
本当に偶然ですが…線路沿いを散策している際に、SLが通過する瞬間を写真におさめることに成功しました。さくらのヘッドマークが可愛い。
家山橋より緑地公園の桜並木を臨む
桜トンネルの会場から家山駅方面に向かって北上。途中、通りかかった家山橋から臨む緑地公園の桜はまだ開花前…といったところ。今週末から来週にかけて(4/6くらい~)、満開の花を咲かせてくれることでしょう。
やはり、茶畑と桜は絵になります。
夜には、提灯によるライトアップも行われているとのこと。昼とはまた違う夜桜の景色はまた別の機会に。
桜を見るのが好き、食べることが好き、SLを撮るのが好き…たくさんの“好き”に応えてくれる贅沢スポットである家山へ、ぜひ足を運んでみてください。