こんにちは、『大井川で逢いましょう。』スタッフのサンゴです。
みなさ〜ん、大井川に星を見に来ませんか?
ここ数年人気の星空観光。大井川流域でも盛り上がってきています。なにせ大井川上流部の川根地域は、環境省も認める「星空がきれいな町」。夜、空をぼーっと見てると流れ星も結構見えるんです。
そんな大井川の星空を、大井川ならではの方法で味わえる企画が、この冬大井川鐵道ではじまりました。
その名も『星空列車』。
大井川の北部を走る大井川鐵道南アルプスあぷとライン(別称:井川線)で、特別に、星を見るためだけに、列車が運行されるんです。
先日乗ってきたんですが
これが予想以上によかった!!
ので、みなさんにもぜひ乗ってほしくて。
乗り方や要点を簡単にまとめたので、次回ぜひ乗りにきてください!
星空列車の運転日は「井川線 星空列車のご案内」のページをご覧ください。
星空列車が走るのは…大井川の秘境『南アルプスあぷとライン』
SLやきかんしゃトーマス号で有名な大井川鐵道。
ですがSLのターミナル・千頭駅からさらに北に延びる『南アルプスあぷとライン(大井川鐵道井川線)』が星空列車の舞台です。
もともと山奥のダム建設などのために作られた路線で、大井川に沿って山の中を走ります。結構山奥です。
ということで、沿線には灯りがほとんどないです。星を見るには絶好の路線というワケです。懐中電灯を持って来てくださいネ。
千頭駅17:00発。行き先は奥大井湖上駅
『星空列車』に乗るには、運行当日、普通に駅で切符を買って、乗るだけです。予約や申し込みは必要ありません。
切符は千頭駅の窓口で。必ず往復で買うことになります。特別運行なので…折返し必須なんです。帰れなくなります!
『星空列車』の行き先は絶景として人気の『奥大井湖上駅』。
昼間は観光客でにぎわいますが↑、
夜は真っ暗。湖の真ん中にあって、もちろん人家などございません。ただただ星を見るにはうってつけというわけ☆
そんな夜の山の中を『星空列車』は進みます。
「星見えるかな〜〜〜」
懐中電灯は消してね。どんどん星が見えてくるから
『奥大井湖上駅』到着時刻は18:08。
帰りの列車は19:15にやって来ます。折返しまでの約1時間、星空を楽しみましょう☆
オススメは、着いたら駅のホームから少し歩いて、鉄橋の上(遊歩道になってます)に移動。そして空を見上げてください☆
あぷとラインの所長さんによると、暗闇に目が慣れるのには10分くらいかかるとのこと。なので懐中電灯はいっそのこと消してしまって(足元には要注意ですが)、星を見るのに集中すべし。
目が慣れると小さな星の光もどんどん見えてくるんです!
えー星ってこんなにあったの!?ってくらい。
星の見え具合は天気によりますが…晴天ならこんな景色が広がっているはず!
私が乗った日はあいにくの曇り空だったんですが、じーっと見ていると雲の晴れ間が少しずつ広がってきて…雲間から見たオリオン座のきれいだったこと。
星を待ちながら1時間、ひたすら空を見てました。
こんな時間を過ごせるのっていいな〜って、しみじみ感動。
だってここ、邪魔するものが一切ありませんからね。これが大井川鐵道の『星空列車』の魅力ですね☆
夜汽車ですてきな3時間。デートにいかがでしょうか!
大井川鐵道の『星空列車』、寒いの大丈夫かなとも思いましたが、空に見とれて全然気になりませんでした。もちろん防寒対策は必須です。あったかい恰好でお越しください。
さて、帰りの列車では車掌さんが車内灯を消してくれました!
寒いけど、窓を開けて空を見たり、普段乗れない夜のあぷとラインは予想以上に楽しくて、約1時間の帰り道もあっという間でした。
約3時間の星空の旅を終えて、
20:18千頭駅着。
星を見るためだけに列車に乗って…っていいですよね。デートにぴったりだと思います。もしくは、すべて忘れて一人旅も捨てがたい、かな。
『星空列車』の運行スケジュールは大井川鐵道のHPでご確認を!
ぜひみなさん乗りに来てくださいね。