さて、ここからは「湯・食・癒の揃った大井川の旅」後編となります。
前編はこちらです。
2日目のスケジュールはこちらのとおり。
翠紅苑出発→千頭駅経由で家山駅へ→まるいえしょうゆ川根本家の見学→三浦製菓でお土産探し→たいやきやで昼食→朝日園本店→石畳茶屋→東海道線で帰京
1日目と比べてもより地元のお店に立ち寄った流れになりました。
その中でピックアップしてオススメのお店を紹介します。
たいやきや
その名のとおり、たいやき屋さんです(笑)。
家山駅に下りてすぐに駅に判りやすく案内看板が貼ってあるので、地元でも有名なお店なのでしょう。
駅から国道473号線に沿って徒歩約3~4分の路地裏にひっそりとたたずんでいる昔ながらの家族経営で営まれているお店です。
徒歩で歩いている途中にもちょこちょこ案内看板が掲示されていたので迷わず向かうことができます(たぶん)。
【抹茶たいやき】と書かれた提灯が目印。
外観は家族経営ということもあってとてもアットホーム。
暖簾をくぐっていざ入ってみると座敷とカウンターのみ、正午前後だったのでほぼ満席でした。
そして肝心のメニューは3つのみ! 選択肢が少ないのは考えなくていいので楽ですね。
<メニュー>
1. おでん
2. ラーメン
3. 焼きそば
メニュー表に載ってるのがこの3種類のみで、ドリンク等はあったかと思われます。
あとメニューには載ってなかったのですが、看板メニューであろう「たい焼き」は注文をとる際に持ち帰り or 店内で食べるのかをわざわざ別注で聞かれたので、ほとんどのお客さんが頼むんだろうという印象。
私たちはおでんとラーメン、そして「たい焼き」を2つ注文。
ラーメンは昔ながらの中華麺。やさしいお味。
おでんは静岡おでん。ものすごく味が染み込んでいて色が黒い黒い。
ホントに真っ黒。青海苔とだし粉をかけていざ食すと、美味しいのなんの。
中々東京では食べられない昔ながらかつ、やさしいお味でした。
そして、看板メニューの「たい焼き」はこの最初に食べた2品でお腹いっぱいになってしまったので、食後の運動もかねて大井川河川敷で食そうとお持ち帰りすることに。
食べ終わり間際を見計らって綺麗に持ち帰り用に包みを手配してくれました。
こうゆう気配りはとても良い印象。
そしてたい焼きを袋のままのんびり大井川ほとりまでのんびり散歩。
気温もあいまってとても気持ちの良く、大井川鉄道を渡り、大井川と家山グラウンドの間あたりの河川敷までぶらり。
川のほとりでのんびりたい焼きを食べることができました。
たい焼きは、抹茶たい焼きという表記だったので餡に抹茶が練りこまれてると思っていたのですが、
生地自体に練りこまれており、全体的にみどり色。お味の方は程よい抹茶風味でハネ付きに焼かれた表面は、
しっとりしておりとても美味しいです。
たいやきや
住所:静岡県島田市川根町家山668-3
TEL:0547-53-2275
こいのぼりとSL
この季節、「KAWANE LOVERS FACTORY」さんの活動の一環で、約100匹のこいのぼりが大井川の河川敷上空に設置されておりとても良い景色。
たい焼きとこいのぼりといい塩梅でした。
すると、だんだんとカメラを片手に3脚を設置するカメラマンの姿がちらほらと・・・・
特に気にせず、桜かこいのぼりの撮影だろうなぁとたい焼き片手にそのセッティングを見学していると、どんどんその数が増えてきており、これは何かあるなと構えた瞬間。
大井川鉄道に SLの煙と汽笛がっ!
そう、みなさんはSLを撮影しに来られていたんですね。
撮影の皆さん以外にも見学しに来た方も多く、みなさん手を振っていたので私たちも大きく便乗し、たい焼き片手に手を振ってご挨拶。
1日目にSLに乗った時にも感じたのですが、SLとすれ違う人みんなが手を振ってくれ、とても愛されている鉄道なんだな。と改めて感じました。
SLを見れたのはわずか数秒でしたが、結果振り返るとこの旅のベストスポットでした。
我々が行ったこの季節、大井川鉄道のSL、桜、そしてこいのぼり、フォトスポットとしても最高のポジションです。
是非ご覧あれ!(SLの通過時間はちゃんと調べてくださいね)
今回、初めての大井川。
SLに乗ったり、おしょうゆ屋さんを見学したり…今までの旅先では味わえない体験ができました。
そして、大井川のゆったりとした時間と、大きく手を振っていただいたり、気さくに話をしてくださる地元の方々の優しさに触れ、2日間とても心が温かく優しい気持ちになれました!
また違う季節にお邪魔したいと思います!