大井川鉄道・地名駅の目の前。SL列車に手を振ろう
大井川が流れる川根本町。『農家民宿 いにしえの風』はその南端、地名という集落にあります。
地名は日本一短いトンネルでも有名です(おそらく)。
宿から歩いて2分でこの眺めを楽しめます。
のどかな大井川鉄道・大井川本線の風景。宿はその線路沿いに建っています。つまり、目の前をSLが走ります!
SL列車に手を振るのは大井川鉄道沿線の人々のお約束。15時までにチェックインすれば、庭先からSLに手を振る体験ができますよ。
もともと旅や鉄道が大好きで、あこがれの大井川鉄道沿いに農家民宿をオープンした『いにしえの風』のご主人夫妻。二人もSL列車の通過時には欠かさず黄色いビックハンドを振ります。
列車の乗客にも大好評。
『農家民宿 いにしえの風』で大井川ならではのあったか〜い田舎時間を楽しみましょう。
大人も大よろこび、収穫とアマゴのつかみ取り体験
“農家民宿”というのは普通の民宿と少し違って、宿泊と、農作業体験や料理づくりの手伝いがセットになっています。『いにしえの風』では(季節にもよりますが)畑での収穫とアマゴのつかみ取り体験をすることができます。
大根と
里芋を掘りました!
それから、アマゴのつかみ取り。初めてでしたが…
大はしゃぎ。
夏休みや週末は家族連れに大好評とのこと。大人でも予想以上に楽しかったです。アマゴは囲炉裏で塩焼きにします!
収穫とつかみ取りで30分くらいでしたが、夕食までの時間、列車を見ながら楽しい時間を過ごせますよ。
囲炉裏を囲んで夕ごはん。川根の郷土料理がおいしすぎる!
冒頭でご紹介した『いにしえの風』の夕ごはん。宿の建物は築90年の古民家を改装したもので、部屋の真ん中に囲炉裏があるんです。これがまたい〜い雰囲気なんです。
アマゴの焼き方をご主人に教えてもらったり、
地元産の自然薯をすり下ろして、とろろ汁を作るのも楽しい。
とろろを鯖出汁の味噌汁と合わせるというこのレシピ、奥さんが宿のご近所さんから教わった、川根の昔ながらの作り方だそうです。これ本当においしかったんですよ。ぜひみなさんにも食べていただきたい。
猪鍋も秋冬の定番。川根本町はジビエも食べられますからね。
庭で取った大根入りです。イノシシのお肉もとってもおいしかったです。
このほか具だくさんのポテトサラダに、野菜や鶏肉も焼いていただきました。
囲炉裏を囲んでみんなで食べるっていいですよ!
晴れた夜には星空を見上げて
さて、夕食とお風呂を済ませてもし空が晴れていたら…
頭の上には星空が広がっているはずです。
川根本町は全国的にもトップクラスの“星空がきれいな町”なんです。『いにしえの風』のまわりは茶畑に包まれた小さな集落。夜も9時を過ぎれば辺りはシーンと静か。家の灯りもほとんど消えていました。
『いにしえの風』の庭先で、川根の夜空をぜひ楽しんでくださいね。
2日目は早起きして、朝の川根だけの絶景を見に行きます。続きをどうぞ!
本編②【2日目】夜明けの川根絶景と『いにしえの風』のしあわせな朝ごはん