島田市を東西に貫く東海道。江戸時代には多くの人が徒歩でこの道を行き交いました。当時の旅人は一日に40~50kmも歩いたといいます。平坦な道ならまだしも、峠や川越しのような難所に臨む際には、あらかじめ体力を回復させるべく、旅人たちは栄養価の高い団子やまんじゅう、飴などを食べました。つまり自然と、難所の前後に名物が誕生したのです。


 本展覧会では、江戸時代中頃に描かれた高力猿猴庵の『東街便覧図略』の中から、金谷を含む日坂〜島田宿の絵図を、今も残る名所の紹介とともにご覧いただきます。
 あなたの身近な街道風景や名物が、220年前の絵図に描かれているかもしれません。そしてあのご当地スイーツも…。展示を見た後は、ぜひmeguri石畳茶屋から、東海道をめぐってみてください。

開催場所:meguri石畳茶屋

開館時間:9:00-17:00

 

 

展示チラシ