キャンプやフェスに家族で行くのが大好きな我が家。
でも夏だけなんです。冬は未体験。

冬のキャンプに行ってみたい。
でも寒いよね。設備は大丈夫かな。まわりに遊べるものってあるんだろうか。
しかも旦那様が仕事のため不参加。

そんな冬キャン初心者の不安をすべて吹き飛ばしてくれる場所…

それが
『くのわき親水公園キャンプ場』でした!

1月中旬に初めての冬キャンプを楽しんだ、我が家の1泊2日キャンプレポートです。

     

    くのわき親水公園キャンプ場ってこんなとこ

    今回お世話になった『くのわき親水公園キャンプ場』。『くのわき』って『久野脇』という地名だそうです。『桑の木』じゃないですよ!

    場所は静岡県の真ん中、川根本町にあります。
    新東名島田金谷I.C.から約30分。東京からも名古屋からもとても行きやすいんです。

    道路の道幅は国道473号よりも県道の方が広いので、運転が不安な方や大型車で行く方は県道をお勧めします!

    快適ドライブでキャンプ場を目指して走っていると…
    到着直前に最大の難関が!!

    塩郷ダムの橋を通るのですが、車幅ギリギリ…擦りそう…ドキドキ。
    四駆車までは行けるかな?大型車は迂回しましょう。

     

    『くのわき親水公園キャンプ場』に無事到着!!

    到着時間は10時半。
    HPを見ると入場12時、退場11時となっていますが(その時間でもかなり親切)。

    実は予約時に、「8時半以降なら何時に来てくれても大丈夫」と言われていたのです!

    しかも「フリーサイトでも区画サイトでも、お好きなところにどうぞ」とのお言葉!

    写真は手前が区画・奥がフリーサイトです

    時間と場所が自由だなんて素敵すぎる!! 夏キャンプではありえない。

    冬キャンプの素晴らしさをまずひとつ知ってしまいました♡
    (入退場時間やサイトの場所は日により異なりますので予約時に確認してくださいね)

    今回はトイレと水場がある場所の近くにテント設営しました。

    冬のトイレ…便座冷たい?はたまた和式?

    おしりを吹き抜ける冷風を想像していたら…

    とってもきれいなウォシュレットでした!
    周囲も清掃が行き届いていて、安心して使用できます。

    その他にも充実の設備がいっぱい。

    とにかく施設の方がきちんと管理してくださっている様子がうかがえます。

     

    バーベキュー棟(夏に使ってみたいな)

     

    水場(ごく普通の水道ですが使いやすい。かまどもあり)

     

    ゴミ置き場(できるだけ持って帰るべきですが、ありがたいです)

     

    子どもたちが遊べる遊具もあり!場内にあるので安心して遊べますね。

     

    無事にテント設営完了したので、ランチがてらおでかけします!

     

     

    ランチとお買い物

    いつもはお昼を作ってテントサイトで食べるんですが、今回は大井川沿いの観光も楽しんでみたいので、ランチはお出かけすることにしました!

    キャンプ場も車の出入り自由なのでささっと出発。

    キャンプ場から大井川上流に向かって車で10分の『和彩食堂 あけぼの』さんに。

    店内は広々していて、子連れでものんびりできます。

    1日15食限定の『大根らぁめん御膳』は、ラーメンにおでんの大根が乗っているという不思議な組み合わせ。

    この地域の名物だそう。

    これがおいしいんです!和な感じでぴったり。

    一緒についてくる自然薯(とろろ)ごはんと、お茶シューマイと、デザートが全部おいしくて、量もちょうどよく、ぺろりといただきました☆

    他にも茶そばや天ぷらなど好みに合わせていろいろなメニューが選べる、おすすめのお店です!

     

    あけぼのから戻る途中には『四季の里』や『三ツ星村』という産直があります。

    ちょこっと寄ってみると、新鮮な野菜や地場のお土産などがいっぱい。

    おいしそうな野菜に目を奪われて、四季の里ではサラダセットとかぶと漬物を購入。

     

    三ツ星村では川根本町特産の『ゆず』を使ったみそと手作りこんにゃくを購入。

    夕食のメニューに追加!

     

     

    キャンプに来たらやっぱり温泉

    ランチと買い物がすんだ後は…

    お楽しみの『温泉』!!

    キャンプ場から大井川下流に10分戻ったところには『川根温泉ふれあいの泉
    という日帰り温泉があるんです。

    全て源泉かけ流しのお風呂!
    寒くて凍えた体にあつーいお湯がじんわりとしみこみます。
    浴槽もたくさんあるので、子どもたちは行ったり来たり。

    大人は熱めのお風呂にじっくり浸かって…やっぱりつぶやいちゃう「極楽極楽」。

    露天風呂からは時間が合えばSLを見ることができます。

    立ち上がって手を振るのもおすすめです☆
    (ただしSLの乗客から丸見えになっちゃいますのでご注意ください!!)

    温水プールやレストランもあるので、雨のキャンプのときにはここでゆっくり過ごすのもおすすめ。

    営業時間は9:00~21:00なので、夕食後や翌朝の撤収後に寄るのもいいですね!

     

     

    夜のお楽しみは…

    くのわき親水公園キャンプ場は山に囲まれているので、日暮れも早い。
    そうなると一気に冷え込みます。
    ランタンやストーブ、焚火の準備は早めにしましょう。

    冬キャン初心者の私たちは、夜は寒くて外にはいられないのでは…と思い

    焚火はやめましたが、この日は風もなく、想像していた冬キャンプよりもだいぶ暖かかったです。

    雪が降ることもめったになく、初心者の冬キャンにぴったりの『くのわき親水公園キャンプ場』
    次回は焚火に挑戦して、火に当たりながらマシュマロ焼いたりホットワインを飲むぞ!

     

    さてさて、お楽しみの夕食。
    何度も言うように寒さにおびえていた我が家は、とにかく簡単に作れるものを。

    ということで
    【ストーブでコトコト煮込む~川根産かぶと、はなびらたけを入れたチーズトマト鍋】
    になりました。

    実はふれあいの泉の売店で『はなびらたけ』という謎のきのこも発見し、購入していたのです。

     

    これもお鍋にinしたら
    …おいしー♡

    まいたけのようにこりこりしていて、きくらげのようにふわふわ。
    苦みもなくトマトチーズとも相性ピッタリ。
    川根名物とのことで、おすすめの食材です。

    さらにもう1つ、夕食時に追加したものといえば、そう、大人のたしなみ…

    この地域で唯一の酒蔵『大村屋酒造』の「馴」という地酒!
    島田金谷I.C.からすぐの『中屋酒店』に立ち寄って購入。
    朝8時から開店しているので、到着が早くても大丈夫です。

    甘口で、するする飲めます。
    体が温まります。キャンプ場で地酒が飲めるなんて…幸せ。

    そして食後のお楽しみといえば!
    おやつターイム☆

    三浦製菓』の生どら焼きとお茶羊羹。
    『加藤菓子舗』の生クリーム大福。
    『昇陽堂』のわさび大福。

    は~並べるだけでうっとり♡

    みんなこの地域で人気のお菓子たちです。
    さすがお茶どころ静岡。
    コーヒーだけでなく、お茶にも合いそうなお菓子がいっぱい。

    しかもこのお店たち、みんなキャンプ場に向かう道の途中にあるんです!
    キャンプの夜を楽しみたい方は、ぜひ調達してくださいね☆

    ちなみに私のおすすめはわさび大福。
    見た目は普通の生クリームなのに、食べるとわさびの粒がピリリッとして。
    甘いのにツーンと来る、この大人な味わいがたまりません。

    明日の帰りがけにも寄って、お土産にすることに決めました!

     

     

    満天の星空!!

    冬キャンプに行きたかった、最大の理由。
    それは
    「満点の星空を見ること」

    もちろん夏でも星空の見られるキャンプ場はたくさんあります。
    でもやっぱり、冬の澄んだ空気の中で見る星空は格別ですよね。

    しかも、くのわき親水公園キャンプ場のある川根本町は
    なんと
    『澄んだ星空 全国2位』に認定されたほど星空がきれいな場所。

    期待値上がるー!!

    おやつタイムで盛り上がっていたらいつの間にか外はすっかり暗闇。
    トイレにでも行こうかと、ひょいと外に出たら
    満点の星空が広がっていたんです!

    こんなにも星が見えるなんて!(※写真はプロのカメラマン撮影です。)

    わたしは写真には残せませんでしたが、その分寒さも忘れてじっくりと目に焼き付けてきました。
    キャンプ場が広くて遮るものがないので、空いっぱいに広がる星空が見られます。

    またひとつ、冬キャンプの素敵なところを見つけました。

     

     

    塩郷の吊橋にGO

    凍ることなく無事に朝を迎えられた我が家。
    朝ごはんはホットサンドで簡単に。

    撤収作業も順調に終わったので、キャンプ場の周りをちょこっとお散歩。

    やっぱり夜は寒かったんですね。
    水道が凍っていました。
    こんなところを見つけるのも冬の朝の楽しみ。

    キャンプ場から徒歩5分の場所に塩郷(しおごう)の吊橋があります。
    大井川を渡って、対岸の大井川鐵道 塩郷駅まで行くことができます。

    この吊橋、距離も長くて結構揺れるので、なかなかスリル満点です。
    ちょうどタイミングよく、真下を通る大井川鐵道に遭遇。

    電車を上から見られるなんて、珍しい体験。
    もちろんSLも見られます。黒煙に包まれましょう。

     

     

    最後まで大満喫

    名残惜しくもキャンプ場を後にして。
    いつもなら早く家に帰って片づけを始めるのですが…大井川沿いにはまだまだ寄りたいところがいっぱい。

    cafe TRUNK』にてランチ!ちょうど帰り道にあるのが助かります。
    とってもおしゃれで、キャンパーさんやチャリダーさんにも大人気のお店。

    ランチはもちろん、コーヒーやスイーツもとってもおいしい。
    気軽に入れるのもいい感じ。

    そしてすぐ隣には『いっぷく茶処やませき』というお茶屋さんが。

    入店するとすぐに淹れたてのお茶を出してくれるんです!

    お茶菓子もあって、火鉢の前でのんびりと一服。
    やっぱりお茶屋さんの淹れてくれるお茶は味わいが全然違います。
    まろやかで、香りもよくて、味わい深い…。

    ここでは「川根紅茶」もお土産におすすめです。
    インフルエンザ予防には紅茶が効くってやってましたからね!

    2日目も大満足で、やっと帰り道。子どもたちは遊び疲れて爆睡でした。

    初めての冬キャンプ、しかも旦那様不在の女子キャンプでしたが、
    くのわき親水公園キャンプ場の快適さと大井川沿いのたくさんの観光スポットのおかげでとっても楽しくて思い出もお土産もいっぱいの2日間となりました。

     

    そして最後に素敵なおまけつき。

    くのわき親水公園キャンプ場の次回割引券1,000円分!
    しかも「有効期限は気にしなくていいよ~」との嬉しいお言葉。

    もう、すぐにでも行くしかない!とのことで、帰りに次回のキャンプの予約をしてきちゃいました。
    (ちなみにすでにGWの予約はいっぱいです)

     

    おわりに…

    ここまでお読みいただきありがとうございました!皆さんが次回キャンプに行くときの参考になればうれしいです。

    それでは!